この問題は、50人の生徒が受けた数学のテストと、前日の勉強時間との関連性に基づいています。各図（図1、図2、図3）を使用して、問題①～⑦の正誤を判断することが求められています。以下に、簡単に問題内容と考察をまとめます。

1. ① 半数の生徒は、前日の勉強時間が30分未満である。
   　→ 図1の箱ひげ図（データA）を見て、30分未満は四分位範囲に入っているため、正しいと考えられます。

2. ② 2/3以上の生徒が50点以上を得点している。
   　→ 図3の箱ひげ図（データB）を見て、中央値が約60点であり、50点以上の生徒が2/3以上いるかは判断が難しいです。これは検討が必要です。

3. ③ 前日の勉強時間が2時間以上の生徒は、60点以上を得点している。
   　→ 図1の散布図を見ると、勉強時間が2時間以上の生徒が60点未満の点もあるため、誤りです。

4. ④ 図2はデータAのヒストグラムとして正しい。
   　→ 図2のヒストグラムは、階級幅が0.5時間で区切られ、データAと一致しています。正しいと考えられます。

5. ⑤ 図3はデータBの箱ひげ図として正しい。
   　→ 図3は得点分布の箱ひげ図として妥当です。正しいと考えられます。

6. ⑥ データAとデータBの相関係数は正である。
   　→ 図1の散布図を見ると、明確な正の相関は見られません。誤りです。

7. ⑦ データAの四分位偏差は1時間15分以上である。
   　→ 四分位範囲は箱ひげ図の箱の長さで判断できますが、1時間15分以上かどうかは明確に確認が必要です。

関連質問：

1. 図1の箱ひげ図から、勉強時間の中央値は何時間ですか？
2. 図3の得点分布で、四分位範囲（IQR）は何点ですか？
3. 勉強時間と得点の関係を詳しく分析するには、どのような統計的手法が適していますか？
4. ヒストグラムと箱ひげ図の違いは何ですか？
5. 相関係数が正か負かを定量的に測定する方法は？

ワンポイントアドバイス：

相関関係を詳しく見るときは、散布図に加えて「相関係数」を計算し、数値的に確認することが重要です。