Math Problem Statement

陳 逸軒くんが体育館の外周で25周走る。 前半に15周走り、後半に10周走るとする。 前半と後半の間に3分間の休憩があり、休憩後に走る速度は休憩前の最後の周の速度から13%回復する。 最初の1周目は100%の力で走り、1周のタイムは34秒で走ることができる。 ただし、1周ごとに走る速度は前の周の速度から1.9%ずつ減少する。 各周のタイムは45秒以内でなければいけない。 この条件のもとで、この人が25周全てを45秒以内で走り切ることができるか、計算してください。また25周全てを走りきれない場合、何周目で45秒を超過してしまうか計算してください。

Solution

この問題は、徐々に減速するランナーが25周を走りきることができるかどうかを求める問題です。各周のタイムを計算し、45秒を超過する周が存在するかを確認します。条件を整理して、各周ごとのタイムを計算してみましょう。

1. 各周の減速

  • 1周目は100%の力で34秒で走ります。
  • 2周目以降、1周ごとに1.9%ずつ遅くなる。これを繰り返して、各周のタイムを計算していきます。

Tn=Tn1×110.019=Tn1×1.019T_n = T_{n-1} \times \frac{1}{1 - 0.019} = T_{n-1} \times 1.019

ここで、最初の周のタイム T1=34T_1 = 34 秒。

2. 前半15周の計算

最初の15周(前半)は、各周で1.9%ずつ減速しながらタイムを計算します。休憩を挟む前まで、各周のタイムは以下のようにして求められます。

3. 休憩と回復

15周目を終えた後、3分(180秒)の休憩があります。休憩後、速度は休憩前の最後の周の速度から13%回復します。この場合、13%回復するということは、最後の周の速度に対して87%の遅さになるということです。したがって、16周目のタイムは次のように計算できます。

T16=T15×87100T_{16} = T_{15} \times \frac{87}{100}

4. 後半10周の計算

後半は16周目から始まりますが、やはり1周ごとに1.9%ずつ減速しますので、次の式で各周のタイムを計算します。

Tn=Tn1×1.019(n16)T_n = T_{n-1} \times 1.019 \quad (n \geq 16)

5. 計算と結論

実際にこれらの式に従って、各周のタイムを計算し、45秒を超過するかどうかを確認します。各周のタイムを計算した結果、24周目で45秒を超過してしまうことが判明しました。詳細は以下の通りです。

前半15周のタイム:

  1. 34.00秒
  2. 34.65秒
  3. 35.30秒
  4. 35.98秒
  5. 36.66秒
  6. 37.36秒
  7. 38.06秒
  8. 38.79秒
  9. 39.53秒
  10. 40.28秒
  11. 41.04秒
  12. 41.82秒
  13. 42.62秒
  14. 43.43秒
  15. 44.25秒

休憩後のタイム:

  1. 39.23秒(15周目のタイムから13%回復)

後半の10周のタイム:

  1. 39.97秒
  2. 40.73秒
  3. 41.51秒
  4. 42.30秒
  5. 43.10秒
  6. 43.92秒
  7. 44.75秒
  8. 45.60秒(ここで45秒を超過)
  9. 46.47秒

結論として、24周目で45秒を超えるため、25周すべてを45秒以内で走り切ることはできません

質問はありますか?また、追加の説明が必要でしたらお知らせください。

関連する5つの質問:

  1. 各周ごとに減速率を変えるとどうなりますか?
  2. 休憩の回復率をもっと上げた場合、走り切れますか?
  3. 45秒以内にすべての周を走るためには、最初の1周のタイムをどれくらいにすべきですか?
  4. 休憩を2回に増やすと結果にどう影響しますか?
  5. 減速率が異なる場合の計算方法はどうなりますか?

ワンポイントアドバイス:

計算においては、小数点以下の精度が高いほど、正確な結果が得られますが、シミュレーションでは概算も重要です。

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Math Problem Analysis

Mathematical Concepts

Exponential Decay
Percentage Recovery
Time Calculations
Velocity Decrease

Formulas

T_n = T_{n-1} × 1.019 (for each lap before recovery)
T_{16} = T_{15} × (87/100) (after recovery)
T_n = T_{n-1} × 1.019 (for each lap after recovery)

Theorems

None

Suitable Grade Level

High School (Grades 10-12)