この問題では、長さ $4\ell$ の梁が、左端から $\ell$ の部分で支持され、そこに分布荷重 $q$（単位長さあたりの荷重）が加わっている状況です。問題はこの梁のせん断力図（SFD）と曲げモーメント図（BMD）を求めるものです。

解法の手順:

1. 反力の計算: 梁の両端に反力 $R_A$（左端）と $R_B$（右端）が作用しています。反力を求めるためには、静定構造物として平衡条件を使用します。

   平衡条件:

   • すべての力の合計がゼロであること: $R_A + R_B = \text{荷重の合計}$
   • すべてのモーメントの合計がゼロであること: $\text{合計モーメント} = 0$

2. せん断力図（SFD）: 反力を計算した後、各点でのせん断力を計算します。分布荷重 $q$ がかかっている部分では、せん断力は直線的に変化します。

3. 曲げモーメント図（BMD）: 曲げモーメントは、せん断力から積分を取ることで得られます。BMDを描くには、せん断力がどのように分布しているかを理解し、その影響をモーメント図に反映させます。

まずは反力 $R_A$ と $R_B$ を計算し、その後でSFDとBMDを描きます。詳細な計算に進んでよろしいでしょうか？